小学生の子供に Apple Watch を持たせた
小学生の子供との連絡用に Apple Watch SE2 持たせるようにしました、という話。
みまもり GPS
小学校に入学してからみまもりのために GPS を持たせていた。使っていたのはみてねのみまもりサービス。月額500円くらい。
これはなかなか使い勝手がよくてアプリの出来や位置の精度含めて不満はなかった。ただ、子供が高学年にさしかかってきて習い事や塾、友達と遊びに行くという機会が増えてきたので、通話したりメッセージをやりとりしたくなってきた。というわけで、うちもそろそろスマホかケータイか何か持たせた方がいいかなと思って検討を始めた。
スマートウォッチ
各キャリアから子供向けケータイ・スマホは出ているし、他には古いスマホに格安 SIM にするのもありかなと思っていた。ただ、スマホ・ケータイは場所も取るし、なによりも「出かけるときに無くしそう…」というのが懸念点だった。子供の小学校はスマホ・ケータイの持ち込みは許可制になっていて、いちいち書類を作るのもめんどくさい。それにペアレントコントロールがあるとはいえ、アプリが入るスマホ持たせるのもまだ早いのかな~という思いもあった。
そんなときに、妻が「最近は子供にスマートウォッチ持たせることもあるみたいだよ」と教えてくれた。確かに、スマートウォッチなら出かけるときに腕につけるでいいし、何よりもずっと腕につけててくれれば無くす可能性は限りなく低い。高機能なアプリやゲームもいれられないだろうしその点も親にとってはありがたいなと思った。というわけでスマートウォッチを考え始めた。
検討
スマートウォッチで検討したのは、
- Amazon にある格安の子供向けスマートウォッチ
- ドコモから出た子供向けスマートウォッチ
- Apple Watch SE 2
あたり。GPS と通話・メッセージ機能があることが条件。
Amazon にあるのは「通話可能」って書いてあるけど、どういう理屈で通話できるのかいまいち分からなかったw。言い方はよくないけど、ぜったいにすぐ壊れる気がしたから却下。おもちゃとして与えるならいいんだけどね。
ドコモから出てるやつは比較的新しく、まだまだ品質的に安定してないんじゃないかなーという気がしてこちらも却下。分割可能ではあるけど本体価格が総額30,000円弱する。元々 docomo 回線をもってなかったのもあって割高だと感じた。価格.com のレビューも一件しかなく、☆1個だったのでまだ手を出すべきガジェットじゃない感があった。
で、結局 Apple Watch を本格的に検討し始めた。最初は子供に Apple Watch 持たせるなんてなーと思ったけど、Apple Watch SE 2 の公式の認定整備済み品なら 35,000 円程度。手数料無料の Orico の分割払いを利用したら本体代が月2,500円くらい。上のドコモの子供向けのも結局それくらいするよなーということで Apple Watch もそれほど割高ではないことが分かった。もちろん SE に限るけどね。Series 系だと60,000円くらいしてしまうので。
Apple エコシステム
自分も妻も iPhone を使ってるので Apple のファミリー共有やペアレントコントロールの設定になれてるのも大きな点だった。すでに子供にも一つ Apple ID を持たせてたし。あと、Apple のメッセージや Facetime でやりとりできるのもいいなと感じた。巷で小学生の親から「VOOM がオフできなくて本当に困る」という話をたびたび聞いていていたので子供に LINE を与えなくて済むのは助かる。
Apple も子供に Apple Watch を持たせるというマーケティングをやっていて特設ページもある。その方向性にそこそこ力をいれているようにみえて今後も発展していくことが期待できそう。特定の時間に機能をオフにする機能(スクルータイム)があったり、機能面でも子供に持たせるユースケースがそれなりに考えられているようだった。
というわけで Apple Watch SE2 を買うことにして Apple Store で注文した。認定整備済みが安くていいなと思ったけど、子供が新品にしかない色がいいと言ったのでそちらにした。つけてもらわないと意味ないし。。。
Orico の分割払いが24回まで無料だったのでそれを利用。月額 2000 円ほど。これに通信量がかかってくるわけだけど、それについてはまた次回書く。au のウォッチナンバープランというサービスを利用したけど、これがなかなか大変だった。